2012/10/08

航空輸送ポイントの取り扱い その2

今度は航空輸送についてみてみたい。
アリアドネ企画の図説アメリカ軍対テロ戦争部隊の戦いによると、パナマのジャストコーズ作戦時の第82空挺師団51機のC-141Bを使用して空挺作戦を行ったとの記載がある。
内訳は31機で重量物であるM551シェリダン10輌、ハンヴィー74輌 、105mm榴弾砲4門、CDSコンテナ貨物60個ほかを投下し、20機に分乗した増強第1旅団(3個大隊基幹)の2179人が空挺降下している。
グレナダのアージェント・フュアリーではのべ255機のC-141が第2、第3旅団の約5000人の兵員と物資を空輸している。
また第82空挺師団をまるまる中東に空輸するには8日半の期間とのべ1004機のC-141が必要とされている。
アリアドネ企画の軍事解説湾岸戦争とイラク戦争によれば湾岸戦争時18万4000人の陸軍兵士を空輸するのに88日で完了している。もっともこれには民間徴用旅客機の輸送が半分以上を占めているようだが。

またその一方でジェイムズ・ダニガンの新戦争のテクノロジーではアメリカ軍の機械化大隊輸送に60機のC-141またはC-5が必要で戦車大隊はアメリカ空軍が保有する全C-5の利用が必要と解説している。
同書ではアメリカとソ連の輸送能力の差は稼働率や航続距離等総合的に考えてアメリカの6割程度と見積もっている。

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